『暦物語』をよみ終わりましたので、感想を書いてみます。
作品が長くなるにつれ、
物語の破綻を指摘している人もいますが、
自分は若干の矛盾があろうが許容して読んでしまうので、
発売されるたびに楽しんでいます。
それでも前巻の『憑物語』は微妙だったので、若干尻込みしたのも事実です。
これは『鬼物語』を読んだときもそう感じたものです。
その甲斐あってか『恋物語』を物語シリーズで最高傑作と思ったのです。
あえてそうしたとしたら、西尾維新すごいなと。
今回は、12人の阿良々木ハーレム(?)と触れ合いである。
それに「道」をテーマにちょっとした百物語チックにすすんでいく。
それぞれにキャラクターに新たな一面が見えたりするが、
やはり戦場ヶ原の毒舌ぶりは読んでいて気持ちいいな。
ここまで言われても付き合っていられるのは、どんだけドMだよってか。
うらやましい限りだな。
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鬼物語 (講談社BOX) (2011/09/29) 西尾 維新 |
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恋物語 (講談社BOX) (2011/12/21) 西尾 維新 |
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憑物語 (2012/09/27) 西尾 維新 |
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暦物語 (講談社BOX) (2013/05) 西尾 維新 |