居眠り磐音 徒然ノ冬の感想です。
早いものでかれこれ43巻にも。
物語の展開からもうそろそろ終わりに近いのかなぁと漠然と感じる。
43巻も続くと浪人だった磐音が歳をとり、結婚し子供まで生まれるという歴史を感じる物語に。
今回は磐音よりも周囲の若人達の未来が定まってきたことから、磐音自身も将来を模索し始めることに。
霧子の介抱と師走のドタバタ間がメインの日常話が多く、チャンバラおよび剣劇はほぼ稽古のみである。
次に繋がる布石となるような巻だなぁと。
若干の間延びも感じるが、次もどう続いていくのか楽しみである。
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徒然ノ冬-居眠り磐音江戸双紙(43) (双葉文庫) (2013/06/13) 佐伯 泰英 |