大妖怪展

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gegege
三井記念美術館
三井記念美術館で開催されている『大妖怪展』に行ってきました。
この手の催しものは以前川崎市民ミュージアムで開催された「幻獣展」以来かな。
企画の性格からあまり人はいないだろうと高をくくっていたが、
夏休みということもあってか思っていたよりも多くの人が訪れていた。
それはさておき感想をば。
今回の企画、展示物は絵巻物がメインとなっており配置や説明パネルなども見下ろす形になっていた。
配置の高さなどを鑑みると、対象年齢を高めに設定している。
あの配置だと子供が見るには大変であろる。
副題が「ゲゲゲ」なのにねぇ。
今の子供達は鬼太郎、知らないか。
最近、あまり妖怪関連を読んでいなかったが記憶に残っていたのか絵巻物を眺めていると思い出していく。
妖怪や鬼などの精神世界のモノに、なぜか心惹かれる。
それは、絵巻物の妖怪達がどことなく愛嬌があり憎めないものがあるからか。
京極夏彦風にいうならば、システムとしての妖怪に面白みを見出しているからか。
一番は、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』がでかいかね。