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撮りためたのを一気に観たので感想をば。
・男子高校生の水泳を通した青春物語。
部活動であるのだが、すれ違った友人とのやりとりが主軸となっていると思われる。
口数の少ない主人公「七瀬遙」とライバルである「松岡凛」とのもどかしい感じのやり取りが多かった。
・青春モノであると、将来というか未来への物語が進むことが多々あるがこの作品は小学生時代つまり過去の物語を主軸にしているので、若干マイナス要素が多いかな。
ただ、「葉月渚」という言い意味で能天気なキャラクターがいるおかげで全体的に暗くならずに住んでいるのではなかろうか。
・物語のキーパソン的存在と言えるのが、メガネこと「竜ヶ崎怜」である。
仲の良い集団敢えて言うならば、停滞した中にに新しい風として意義がある。
彼が集団に参加してからこそ、物語も新たに進むこととなったといえよう。
また、水泳初心者であることが視聴者側と同じ立場となり、説明される場を設ける効果もある。
・背景はいつもながら、綺麗だね。
特に、プールに関しては凄いの一言だよ。
アニメの映像で透明で動くものを表現するのは、えらい大変だとコメンタリーでぼやいていたので。
それをほぼ毎回描いているのだから、脱帽でごわす。
・気にいったシーンといえば、エンディングでキャラクターが踊りながら入れ替わっていくのが妙に脳裏に残ったよ。
・毎回、筋肉美が出て「松岡江（凛の妹）」がもだえていたのは監督である「内海紘子さん」の趣味だったりして・・。『氷菓』７話（温泉回）のコメンタリーにて監督がそんなことを言ってたので。
何がかんだで楽しい作品であったな。
高校生の部活モノにありがちな恋愛要素はほぼ皆無だね。
男同士の・・・を想像するのは自由だがね。