魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 公式サイト
忘れないうちに、感想を箇条書きに。
ネタバレ多数なので、悪しからず。
○全体を通してタイトル通り、色々な「叛逆の物語」であると思った。
・「暁美ほむら」が「鹿目まどか」に対する思いが強すぎ半面、「まどかの決意(魔法少女の呪いを受ける)」
に対するもの。
・「キューべー」が、「円環の理」とは別の「魔法少女システム」を研究する為に「暁美ほむら」をフィールドに抑えて利用していたこと。
・テレビシリーズの「円環の理システム」を壊す、つまり叛逆と。
・敢えて言えば、視聴者に対する叛逆(良い意味での)とかね。
胃が痛くなるとインタビューで回答していたことが、何となく分かるなあぁ。
とちょろっと考えただけでもこれだけ挙げられるので、タイトル通り物語となっていたと思われる。
○以下、気になった箇所を
・ナイトメアが動き回ったあとに、「シネマ」始まるとあったのでこれから映画始まるなぁと思ったがこれは「暁美ほむら」の魔女結界が開始した合図だったりして。
・オープニングの最後で、何故か泣きそうになった。
4人の魔法少女が踊っている中で、ほむら一人だけくず折れてはじかれている場面で特に。
・変身シーンは、足を挙げながら回転していくことから、フィギュアスケートもしくはバレエを彷彿としたな。
それに、全員で一斉に変身して「マギアクインテット(だったかな)」では戦隊モノかプリキュアかよと内心突っ込んだのは自分だけではないかと。
・「巴マミ」対「暁美ほむら」の対決は中々見応えがあった。
魔法少女なのに銃撃戦とは斬新だよね。
しかも、チェーンならぬリボンで互いを繋ぎあってのチェーンデスマッチなんてね。
ここまで戦えるなんて、マミさんどんだけ強いんだよ。
テレビシリーズだと3話でいなくなったのでそんなに戦える人である印象が無かったからなぁ。
それだけ、マミさんを殺したお菓子の魔女が強かったか油断したかかな。
・ほむらが覚醒し新たなソウルジェムを作り出したときエンブレムが蛇のような印象を受けた。
それに関してはなるほどと思った。
なぜなら、「ほむら」は「悪魔」に覚醒したと言ってたので、キリスト教などでは「蛇」は「悪魔」のシンボルとして捉えられることがあるので。
また、「愛」とは執着心の表れでもあるのでそこからでも「蛇」のイメージとして納得いくものであった。
・魔女結界が判明し、誰が魔女かを探す段階になってミステリーの要素が含まれていると言えないかな。
しかも、閉ざされた空間(クローズドサークル)となっていたな。
そして、探偵役つまり語り部が犯人となる叙述トリック(映像だがね)の要素も入っていたな。
ところどころで、あざとく印象付けさせている箇所があったので謎解きをするための材料を出していたのかなとも考えられたりして。
・全体的に、エヴァンゲリオンに比べると分かりやすいよね。
言葉が分かりやすいのもあるが、要所要所の大事な言葉などにはキャラクターのアップによって印象付けられているのがあるかな。
つまり、これ大事だよみたいにね。
上映されてまもないので、また見に行っても違う感想がでるかなぁ。