物語セカンドシーズン 公式サイト
鬼物語 視聴し終わったので感想をば。
○今回と傾物語は、青春というよりも怪異に対してのテーマが強かったな。
傾物語は、忍の吸血鬼としてのもう一つの結末を示し、
鬼物語ではは、真っ青の存在や八九寺真宵の迷い牛としての存在や「くらやみ(仮)」という怪異殺しも真っ青の調整役などが登場し物語の主軸となっているからである。
無理やりひねり出せば、傾物語では夏休みと宿題、鬼物語では友人との別れといったところにちょっとした青春物語の要素を見出すことができるかな。
そういう意味では、サブタイトルは逆かなとの印象が強く残ったな。
傾物語・まよいキョンシー
鬼物語・しのぶタイム
となっているので。
○臥煙伊豆湖の再登場
「人は助け合うことで生きていける」と
忍野メメとは異なる言い方をしているもののバランスが大事というスタンスは同じように思われる。
これは、忍野扇に関しても同じことが言えないだろうか。
鬼物語の最後に教室で暦に対して言っていたことから判断するに。
この忍野扇は、まだ定かではないがやはり人ではなく「くらやみ」に類する存在ではないかと推測している。
これは、前述したことからと忍の言葉、囮物語にて千石撫子の記憶を操作してそそのかしたことから考えたものである。
○鬼物語は小説で読んでいたときは、すごいダルかった記憶がある。
作中で暦が忍に「お前、話がへたくそだよ」といっていたのを小説で展開していたよ。
これを狙っていたとしたら、すごいことなんだけどね。
だらかこそ、次の『恋物語』が最高に思えたんだよ。
さようなら、八九寺真宵。