恋物語 壱 感想 鈴木もとい貝木

物語セカンドシーズン 公式サイト
恋物語始まりました。
非常に好きな作品なので、非常に楽しみである。
この物語が、他と印象が異なるのはなんといって貝木泥舟の存在であろう。
青春物語との謳い文句にも関わらずに、30近いおっさんが語り部となっているので。
しかし、これは戦場ヶ原の依頼というか願いを受けた理由を考えればこれもまた青春物語と
無理やりいえなくはないかな。
「神原駿河のためなら出来る」とのことである。
なんというか、「一途」だなと。
また、お金を払う手段として戦場ヶ原が「体で払う」と言ったことに対してコーヒーを浴びせるところを見ると、どこかしら潔癖症というか信念を感じられる。


最初は嫌な感じを受けたものであるが、偽物語や恋物語、ついてはアニメ未放送である花物語によって
「ん、なんて一途な男だろう」と。
神原駿河に対して無償の愛情のようなものは、未だ明言してないが臥煙遠江の娘だからだろう。
恐らく臥煙遠江に恋愛というか愛情のようなものを感じていたのだろう。
だからこそ、遠江の忘れ形見である娘の駿河を大切に思っているのではないだろうかね。
なんせ初登場は神原の家の前であるしね。
これは、暦が羽川に感じるものと同じもの考えるならば、恋心という名の恩ということになるのかな。
だからこそ、貝木は羽川の名前を聞いたときにちょっとした違和感を感じたのかと邪推できる。
また、恋物語や花物語を読むと気が付かなかった箇所に目が行くかもしれない。