8月に読んだ本。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5580ページ
ナイス数:34ナイス

万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)感想
古書の鑑定を通じて、過去の思い出と邂逅するちょっと切ない物語。
古書を鑑定する為に店を閉めてまで突き進んでいくさまにちょっと脱帽。

読了日:8月29日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)感想
原稿盗難事件から宝石鑑定、はてはエトセトラとめまぐるしく展開されていく。
それぞれ個別のようでいて、繋がっていく構成はさすがでごわす。
Qちゃんの性格を現す一言として「鑑定は過去の価値をといません」は自分にも当てはめているのかと邪推してしまった。
最後の線香花火がちょっとほのぼのしてくる。
読了日:8月27日 著者:松岡圭祐
壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 (講談社文庫)壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 (講談社文庫)感想
中々読むのに心が疲れた物語。
犯罪に巻き込まれた被害者と相対する職業を描いたものなので、明るくなることは無く全体的に暗く進んでいくのが要因だ。
この物語の根幹は人のつながりかな。
心を閉ざした人といかに触れ合っていくかがテーマとして感じられた。
読了日:8月25日 著者:堂場瞬一
万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)感想
鑑定というのに今回は行方不明者の捜索という本当に万能鑑定士の名に恥じない作品となっている。
ただ、恋愛方面に関しては表紙詐欺だと思わず思ってしまった。
読了日:8月23日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)感想
京都での物語。
今回は、兄弟子といえる水無施瞬との対決となり色々と翻弄されることに。
鑑定というか謎解きだけでなく、ちょっとしたラブストーリーの展開もまた物語にアクセントを醸し出している。
読了日:8月22日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)感想
偽札騒動における顛末や、Qちゃんがどのようにして今のような能力を有してきたかをつなぐ原典回帰の物語。
読了日:8月21日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)感想
モナリザに関わる鑑定家らしい物語。
美術作品を鑑定することによって、鑑定家としてのQちゃんを確立する意図があったのではなかろうかね。
また、Qちゃんだけでなく小笠原もまた翻弄されていくさまがアクセントとして存在している。
5巻で匂わせていたことがここで登場することになるとは。
読了日:8月20日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)感想
故郷の波照間島における詐欺騒動から台湾が舞台。
台湾という異国情緒感や同級生との同窓会めいた旅行というか旅が物語の根幹に。
同級生の前と異国からかQちゃんの弱気などが垣間見られ、それが物語にアクセントを与えている。
最後の「あんぱんま~ん」が全てを物語る。
読了日:8月19日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)感想
鑑定家が今度は雑誌編集の秘書に。
多彩な才能を発揮していくQちゃんの中でも特殊な潜入捜査の物語。
謎解きもさることながら、菊原や遥菜、城々崎などの人間関係がコミカルかつ情感的に描かれている。
読了日:8月18日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)感想
鑑定家VS贋作者。 Qちゃんに影響を及ぼす存在である雨森華蓮嬢の登場。 彼女の登場によって無敵に近かったQちゃんもしてやられることになり、それが物語のアクセントとして刺激となっている。
読了日:8月17日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)感想
パリでの個人旅行を中心とした巻。
再登場の喜屋武先生や高校時代の友人が過去と現在のQちゃんのギャップを感じるさまが物語にアクセントを与えている。
空港での卒業証書を渡すシーンにグッとくるものがある。
読了日:8月16日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)感想
鑑定家VS贋作者。
Qちゃんに影響を及ぼす存在である雨森華蓮嬢の登場。
彼女の登場によって無敵に近かったQちゃんもしてやられることになり、それが物語のアクセントとして刺激となっている。
読了日:8月16日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)感想
今回は、映画グッズの鑑定から事件に巻き込まれるというか自分からはまり込んでいくということに。
密室や暗号などミステリーの常道をいく作品となっている。
てか、あの若さで生まれる以前のものを鑑定できるのは凄いやね。
骨董品の鑑定家はそれがほとんどか。
読了日:8月15日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)感想
今回は、音を鑑定するという万能鑑定士の名に偽り無しと言える活躍をば。
ただ、思い込んだらに関しては変わらずの欠点というかチャームポイントか。
音楽プロデューサーの西園寺のモデルはやはりTKであろうなぁ(笑)
読了日:8月14日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)感想
前巻から続く偽札騒動の顛末。
この事件があったからこそ、Qちゃんの成長及び存在の確立をもたらした始まりのエピソードといえるだろう。
読了日:8月12日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)感想
Qちゃんが上京して自称鑑定士として自立していくまでの過程を描く。
本人の才能云々もあるが、喜屋武と瀬戸内の両名に会えたことが物語のポイントと言えるだろう。
読了日:8月10日 著者:松岡圭祐
大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
村上春樹の翻訳に何とも苦戦した。 回りくどい言い回しは好みなのだが、今回だけはいかんともしなかった。 なので、何となくでしか物語が頭に入ってこなかったよ。
読了日:8月10日 著者:レイモンドチャンドラー
歪  捜査一課・澤村慶司 (角川文庫)歪 捜査一課・澤村慶司 (角川文庫)感想
犯人側の視点から物語が進む展開は、著者の作品では珍しい。
なので、追い詰めていくというよりも犯人が自滅していく様相が物語にアクセントとして存在している。
読了日:8月5日 著者:堂場瞬一

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