京騒戯画 公式サイト
京騒戯画 2話までの感想
戯画とあるように、絵に描かれた京都の鏡写しの世界「鏡都」を舞台とした物語。
稲荷や八幡など八百万の神々が出てくるドタバタコメディーの様相を呈している。
1話、2話を眺めてみると根幹には家族の物語があるのではないかと思われる。
1つは、明恵上人と中心とした5人の家族。
1つは、コトと稲荷の師弟(親子とは違うが、一緒に暮らしていることでは同義といえよう)。
「鏡都」では、鞍馬・八瀬・明恵が離れえ暮らしていても問題があればともに手助けし、親である「明恵上人」が帰ってくる世界を守っているといえる。
コトはコトで、神社世界で修行をしながら親に会うことを夢見ている。
この両者が相対することで物語が進んでいくことになるので、
ドタバタコメディーのようでいてその実ホームドラマの様相を呈していると思われる。