有頂天家族

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有頂天家族 全体の感想
京都を舞台としたタヌキ達の騒乱劇。
・人間に化けられるタヌキが主人公と一風変わったものであるが、
根幹としては家族のつながりを主とした物語と云えよう。
・家族の物語といえるのは、鍋にされてしまった父親が最後まで核として出演していることから考えれる。
それは、父親の死から家族が立ち直るというか乗り越えていく物語であるとも言える。
また、京都のタヌキ社会における大勢力の下鴨家と夷川家の対立もそれにアクセントとして存在している。
前半と後半で、若干雰囲気が変わったところもあるが
「阿呆にすごして、面白きことは良き事なり」が最後まで本筋として存在していたのは流石だね。
・毎週、京都の馴染みの風景がでてくるのでそれもまた楽しみの一つであったな。
しかし、六道珍念寺はかなりマイナーだよね。
以前、行ったことあるけどほぼ人がいなかったよ。
祇園の側と地名は有名なのにねぇ。