

三井記念美術館
三井記念美術館で開催されている『大妖怪展』に行ってきました。
この手の催しものは以前川崎市民ミュージアムで開催された「幻獣展」以来かな。
企画の性格からあまり人はいないだろうと高をくくっていたが、
夏休みということもあってか思っていたよりも多くの人が訪れていた。
それはさておき感想をば。
今回の企画、展示物は絵巻物がメインとなっており配置や説明パネルなども見下ろす形になっていた。
配置の高さなどを鑑みると、対象年齢を高めに設定している。
あの配置だと子供が見るには大変であろる。
副題が「ゲゲゲ」なのにねぇ。
今の子供達は鬼太郎、知らないか。
最近、あまり妖怪関連を読んでいなかったが記憶に残っていたのか絵巻物を眺めていると思い出していく。
妖怪や鬼などの精神世界のモノに、なぜか心惹かれる。
それは、絵巻物の妖怪達がどことなく愛嬌があり憎めないものがあるからか。
京極夏彦風にいうならば、システムとしての妖怪に面白みを見出しているからか。
一番は、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』がでかいかね。
戦姫絶唱シンフォギアG 5話 6話 感想
戦姫絶唱シンフォギアG 公式サイト
5話と6話、両方の感想をまとめて載せます。
5話の前半は文化祭の続きで切歌と調の『ORBITAL BEAT』が印象的だった。
後半はマリアの妹セレナや切歌、調など「組織フィーネ」の過去や状態などにスポットが当たっていた。
戦闘以外のマリアは若干芯が細いように見られる。
それが後ほど影響があるかもね。
最後の片腕食われた響が続きを誘引する。
6話 感想
響の腕食われた展開にちょっと驚いたが、暴走して何とかするのはちょっと想像通りだったな。
暴走した響とネフィリムは自立型の聖遺物として同じ存在かな。
それに、響はガングニールの影響で人間であり聖遺物として生命活動を行っている。
しかし、これが生命活動に支障をきたすとのことなので、もしかしたら響は・・・。
これを受けて翼が新たな決意をするので、最近あまりいいところがないので活躍が見られるかな。
また、唐突に始まった響の過去回想が重いものだったのでかなり驚いた。
物語も中盤となり、色々と表に出てきた後半へと誘引していくことに。
○追伸
オープニングの壊れたペンダントに今更ながら気がついた。
6個あるので誰だろうと思ったら、マリアのだと。
妹が絶唱した際に壊れたのを所持していたようだ。
猫物語 つばさタイガー 5話 感想
猫物語 つばさタイガー 5話感想
手紙を書いているシーンでは、羽川が海外を旅する描写になっている。
これは卒業した後のことを描いているのだろう。
ただ、制服で旅をしていたのはまだ妄想の段階だからかな。
ベットに頭をこすり付けているシーンは微妙にエロい。
阿良々木の登場が洋服のはだけがマフラーがたなびいているように見えて、まるでヒーローだな。
羽川の頭を撫でるシーンが妙にじんわりときた。
猫物語 白 総括
今までの過程を経て、自分の内面と向き合うことを決意した羽川。
それが自分に手紙を書く行為に始まり、ついては苛虎との対峙にて自分を変える決意をする。
軸に少女達の悩みや苦悩などを怪異というものに置き換えて描写していくスタイルが、
今回は妙にシックリきて秀逸な物語であったな。
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猫物語(白) 第一巻/つばさタイガー(上)(完全生産限定版) [Blu-ray] (2013/10/23) 神谷浩史、斎藤千和 他 |
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猫物語(白) 第二巻/つばさタイガー(下)(完全生産限定版) [Blu-ray] (2013/11/27) 神谷浩史、斎藤千和 他 |
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猫物語 (白) (講談社BOX) (2010/10/27) 西尾 維新 |
奈々サマーライブ 西武ドーム感想
水樹奈々 公式サイト
8月3、4日の両日西武ドームで行われた「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」に参戦。
ツアーの折り返しということもあり、熟成度合いも若干未完成な感じが楽しかった。
何はともあれ、両日のサプライズゲストはかなり参加者の心を振るわせるものがあった。
3日が声優の日笠陽子で、4日がT.M.Revolution西川貴教がアンコール後に登場。
ちょっと予想通りの展開ではあったが、実際に登場すると会場割れんばかりの歓声で包まれた。
個人的に「日笠陽子」の登場はかなり嬉しかった。
曲を聞いている最中は鳥肌モノであったよ。
今回のセットリストは若干昔の曲に念頭を置いて構成されていたので、逆に新鮮な気持ちがした。
プレーヤーで聞くのと会場で聞くのとでは印象が全然違うね。
音が体を震わせるからか、曲によっては背筋がゾクっとなるような感覚を受ける。
それを体験したくて、何回もライブに参戦しているのである。
あまり歌われない楽曲の中、
ライブの顔のとなっている「POWER GATE」と「ETERNAL BLAZE」の安定感は一際目立つものだな。
この二曲が演奏されると会場の一体感は一倍いや何倍も増幅されると言えよう。
惜しむらくは「Orchestral Fantasia」が無かったのが何ともねぇ。
この曲が一番のお気に入りなもので。
2日参戦して、場所によって見え方や聞こえ方が若干異なる。
その意味では3日が良かったね。
メインステージからは離れていたものの花道にくれば間近に見ることが出来たので。
4日は端の真ん中よりであったので、ほぼプロジェクターを眺めて歌声を聴いていたね。
まれに音の反響が気になることも多々あったかな。
でも、前回の埼玉アリーナに比べれば大したことは無かったかな。
なんせ歌が二重に聞こえてきたからね。
前と横からくるイメージだね。
それが気になって歌に集中できなかったことも多々ある。
これは場所によって当たりはずれがあるのかも。
ツィッターを眺めていたら、音響が酷いとの声がチラホラあったので。
そこまでは思わなかったが、ちょっと気になるのは確かだね。
それ以外に関して満足であります。
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戦姫絶唱シンフォギアG キャラクターソング1 (2013/07/17) マリア×風鳴翼(日笠陽子×水樹奈々) |
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Vitalization (2013/07/31) 水樹奈々 |
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Preserved Roses(初回生産限定盤)(DVD付) (2013/05/15) T.M.Revolution×水樹奈々 |
奈々サマー
水樹奈々 公式サイト
個人的な夏の風物詩である水樹奈々ライブが明日に迫ってきた。
とりあえずの準備は終わったので後は英気を養って明日に備えよう。
明日と明後日は何が聞けるか楽しみである。
両日ともアリーナ席なので、若干の見づらさはあるだろうが会場の雰囲気を体感できるのは最高となる。
はてさてどんな日になることやら。
7月に読んだ本まとめ
2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5052ページ
ナイス数:84ナイス
儚い羊たちの祝宴の感想
短編集であるが、全編に関わる「バベルの会」が物語にアクセントを与えている。短編ごとは、ミステリーでリドルストーリーの構成となっている。
読了日:7月30日 著者:米澤 穂信
魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編<下> (電撃文庫)の感想
大東亜連合との戦争が本格化してくる前哨戦。論文コンペのほうよりも闘争がメインとなっている。それに伴い達也や他の生徒の力の片鱗を垣間見ることが出来る。
読了日:7月27日 著者:佐島勤
カラスの親指 by rule of CROW’s thumbの感想
しがない詐欺師のおっちゃん達の奮闘記。その中で出会いや別れ、人生をやり直す気概を取り戻す過程を描いている。また、最後のしめとしてのネタバレが謎解き要素を醸し出している。
読了日:7月26日 著者:
オーダーメイド殺人クラブの感想
移ろいやすく退廃的な思春期中学生の女の子の物語。。中でも、女性特有の刹那的な人間関係を描くのはいつも上手いねぇ。物語は周囲との関係を測りきれない少女の注目されたい感情がマイナスのほうへどんどんと進んでいく過程が何ともやりきれないが引き込まれていくのが何とも言えず面白い。
読了日:7月23日 著者:辻村 深月
清須会議の感想
本能寺の変後の秀吉が実権を握ることになった清須会議の舞台を裏表から描いた作品。登場人物の口調が現代語訳になっているので、歴史物語を読んでいる感じがしなかった。また、小刻みに人物のモノローグが入るので全体像を掴み辛いかな。
読了日:7月20日 著者:三谷 幸喜
魔法科高校の劣等生〈5〉夏休み編+1 (電撃文庫)の感想
九校戦が終わった後の閑話休題。唐突に出てくる新キャラや既存のキャラの一面を垣間見れる短編集。伏線となる話しもある。
読了日:7月19日 著者:佐島 勤
インディペンデンス・デイの感想
様々な女性の視点から描かれた短編集。短編集だけど、登場人物がリンクしているのがちょっと楽しい。最初と最期の短編が続く構成となっており、それが物語の締めとなっている。
読了日:7月15日 著者:原田 マハ
星間商事株式会社社史編纂室の感想
商社の社史を編纂する部署の奮闘記。一種の謎解きなどもあるが、部署に配属された人々の人間模様を描く。ラブコメ要素とオタク要素が多め。途中のBLが人によっては受け付けないかもね。
読了日:7月13日 著者:三浦 しをん
向日葵
の咲かない夏の感想
ファンタジー要素の入った現代を舞台にしたミステリー。絵の無い文章だからこそ出来る叙述トリックが最後まで絡みつく。物語全体にグロテスクな描写が多いので、それが不快に感じるひとは厳しいかもね。
読了日:7月11日 著者:道尾 秀介
偉大なる、しゅららぼんの感想
ちょっと不思議な力を持った少年達の青春物語。学園生活が舞台であるが、ライバルやボスが登場しレベルアップをもくろむなどRPGのような印象を受ける。
読了日:7月9日 著者:万城目 学
下町ロケットの感想
中小企業の奮闘記。大企業の裁判戦略や脅しなどに、自社製品の品質を信じて立ち向かっていく物語。適度な山場が繰り返されるので、どんどん読み進んでいける。
読了日:7月6日 著者:池井戸 潤
追想五断章の感想
依頼により小説を探す物語。探していく過程によって、依頼者だけでなく主人公の内面までも模索していく。小説が書かれた謎解きもまた秀逸である。
読了日:7月4日 著者:米澤 穂信
ボトルネックの感想
自分の生まれなかった世界に紛れ込み、自分の意義を見出す物語。作者の中でもファンタジー色の強い。ただ、パラレルワールドに紛れ込む謎を解いていくミステリー要素は健在。結末は好みが分かれるかな。
読了日:7月3日 著者:米澤 穂信
風色デイズ (ハルキ文庫)の感想
7人の作家がそれぞれスポーツを題材に描いた短編集。堂場さん以外読んだことなかったので、新鮮です。色んな文体に触れるとうことでは、このような短編集はいいですね。ちょっと意外だったので、「あさのあつこ」さんが思ったよりも硬い文章を書くのだというこです。
読了日:7月2日 著者:あさの あつこ,大崎 梢,川島 誠,はらだ みずき,堂場 瞬一,梅田 みか,三羽 省吾
徒然ノ冬-居眠り磐音江戸双紙(43) (双葉文庫)の感想
地固めの巻。磐音周囲の人間の将来を考える際に磐音自身の将来もおぼろげながら模索している。チャンバラは少なく日常が多め。ちょっと間延び間は感じる。
読了日:7月1日 著者:佐伯 泰英
読書メーター
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