11月に読んだ本 感想 俺の青春ラブコメ・・・。

やはり俺の青春ラブコメは間違っているが一人語りのきらいはあるが、まさに青春ジュブナイルのような作品として位置づけられるのではと思ったしだい。

ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10(イラスト完全版) ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10(イラスト完全版)
(2014/11/28)
渡航

商品詳細を見る

2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4676ページ
ナイス数:93ナイス

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)感想
冒頭からいつものテイストと違っていた。
内容も青春物語をようで、まるで違う物語の様相だ。
ただ、不器用な人間関係など要所要所はいつものテイストなので全体ではバランスの取れたものになっている。
読了日:11月29日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)感想
新生生徒会を助けるべく動き出すことによって、新たな展開に。一色いろはがまた物語にいいアクセントを与えていると実感する。
八幡のやり方は正しかったものではなかったかもしれないが、間違ってもいなかったであろう。正しさよりも各々の納得、「本物」が無かったから収まりが悪く感じられたのではと類推。
読了日:11月29日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)感想
生徒会選挙を通して、今までの関係が問いただされることに。
今回初めて八幡は自分の為に動いたような印象だ。それが正しかったかどうか定かでないのが、この作品の特徴といえよう。
読了日:11月27日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。〈6〉 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。〈6〉 (ガガガ文庫)感想
ラブコメの王道、修学旅行と思いきや結果は押して知るべし。
あいも変わらず、八幡が貧乏くじを引いているのだが、今回に関しては葉山の八方美人が招いたように思えるなぁ。
読了日:11月27日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 (ガガガ文庫)感想
この巻での会話のやり取りがもはや懐かしい感じのする短編集。
読了日:11月26日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。〈7〉 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。〈7〉 (ガガガ文庫)感想
甘酸っぱい修学旅行と思いきや、嘘と欺瞞に満ち溢れるとは。
八幡のような生き方をしていると、息苦しいように思えてしまうよ。
読了日:11月25日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)感想
花火に屋台と夏の風物詩からラブコメ展開と思いきや斜めに進むという八幡の性格そのものの構成。
八幡と雪乃の性格を「潔癖」と称したのは中々感慨ぶかいものがある。
読了日:11月22日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 (ガガガ文庫)感想
静先生の「うまくやれ」に高校生の物語なのに、妙に仕事における人間関係を考えさせられた巻。
問題を解決するのではなく、解消させるのがこの作品の肝になっていると言えないだろうか。
読了日:11月20日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)感想
前巻で気まずくなった関係が多少改善されたような気がする。
雪ノ下の新たな一面が物語にアクセントをもたらす。
読了日:11月17日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)感想
前巻とは変わって、流行の部活モノになってリア充に思いきや相変わらずの非リア充。
ここの違いは人を信用できるかできないかの違いかなと類推してみたり。
読了日:11月13日 著者:渡航
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)感想
要所要所でクスリとさせるも、何だか見につまされるような物語である。
読了日:11月10日 著者:渡航
ノーゲーム・ノーライフ6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです (MF文庫J)感想
今までとうって変わっての過去の大戦時の物語。途中までかの二人が現代の二人に関係しているのかと少し勘違いしてまうのは、作者の策略か。
まじめファンタジー物語であるものの今までのハッタリと勢いのテイストは残っている。
読了日:11月9日 著者:榎宮祐
ノーゲーム・ノーライフ5 ゲーマー兄妹は強くてニューゲームがお嫌いなようです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ5 ゲーマー兄妹は強くてニューゲームがお嫌いなようです (MF文庫J)感想
今巻は、天翼種と鬼ごっこして遊ぶ物語。
罰ゲームの内容があいも変わらずはったりというか勢いだったなぁ。
正しい答えというよりも相手が納得するかだなねぇ。
読了日:11月9日 著者:榎宮祐
ノーゲーム・ノーライフ 4 ゲーマー兄妹はリアル恋愛ゲームから逃げ出しました (MF文庫 J か 12-4)ノーゲーム・ノーライフ 4 ゲーマー兄妹はリアル恋愛ゲームから逃げ出しました (MF文庫 J か 12-4)感想
吸血鬼と眠り姫ならぬ眠り人魚と遊ぶ物語。
途中、あやふやだったけどそのまま読み進めたよ。
読了日:11月6日 著者:榎宮祐
ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? (MF文庫J)感想
兄ちゃんが消えて、獣耳っ子と遊ぶ物語。
異世界でもゲームバトルをするとはね。
読了日:11月2日 著者:榎宮祐

読書メーター

10月に読んだ本 感想

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:7494ページ
ナイス数:47ナイス

ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです (MF文庫J)感想
またまた、勢いで物語がすすんでいく。
それにともなって、ステフの扱いもドンドン酷くなっていくのが他人事のように思えないのが不思議なところ。
相変わらず、後書きがぶっ飛んでいる。
読了日:10月30日 著者:榎宮祐
ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)感想
異世界召喚モノ。
後書きにあったけど、はったりでゲームを乗り越えていくので、駆け引きを理解しようとできなくてもいいや開き直って読んでおりやす。
空の設定でコミュ障とあるが、そこが少しひっかかるものがある。
後書きの勢いが大好き。

読了日:10月28日 著者:榎宮祐
【Amazon.co.jp限定】 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金7 イラストカード付 (ファミ通文庫)【Amazon.co.jp限定】 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金7 イラストカード付 (ファミ通文庫)感想
やはり、GREAT7は凄い存在という巻。
重護、完全にモブキャラに。
読了日:10月26日 著者:鳳乃一真
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金6 (ファミ通文庫)龍ヶ嬢七々々の埋蔵金6 (ファミ通文庫)感想
七ヶヶコレクションを賭けた『ゲーム』の始まり。サブキャラ達がいい味だしている、特にメガネ部長。
読了日:10月26日 著者:鳳乃一真
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金5 (ファミ通文庫)龍ヶ嬢七々々の埋蔵金5 (ファミ通文庫)感想
島の裏側で暗躍している存在が少しずつ顕在化してきた巻。
それに伴い、主役である重護が段々とモブになっているような。
読了日:10月25日 著者:鳳乃一真
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金4 (ファミ通文庫)龍ヶ嬢七々々の埋蔵金4 (ファミ通文庫)感想
七ヶヶや参差、ダルクといったサブキャラにスポットを当てた巻。
読了日:10月22日 著者:鳳乃一真
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3 (ファミ通文庫)龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3 (ファミ通文庫)感想
メガネ部長が頑張る物語。
読了日:10月21日 著者:鳳乃一真
掟上今日子の備忘録掟上今日子の備忘録感想
探偵モノものともラブコメとも言える物語かな。
読了日:10月21日 著者:西尾維新,VOFAN
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2 (ファミ通文庫)龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2 (ファミ通文庫)感想
温泉で・・・。
読了日:10月20日 著者:鳳乃一真
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫)龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫)感想
宝探しに犯人探しに自分探しの物語。
読了日:10月19日 著者:鳳乃一真
対魔導学園35試験小隊 (8) 白銀争乱 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊 (8) 白銀争乱 (富士見ファンタジア文庫)感想
温泉に入ってイチャコラ・・・。
読了日:10月18日 著者:柳実冬貴
対魔導学園35試験小隊7.逆襲の紅蓮 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊7.逆襲の紅蓮 (富士見ファンタジア文庫)感想
紅蓮の姫達が頑張って、ハーレムを守る物語。
読了日:10月16日 著者:柳実冬貴
親子の肖像 アナザーフェイスØ (文春文庫 と 24-7)親子の肖像 アナザーフェイスØ (文春文庫 と 24-7)感想
優斗誕生から、大友の立ち直りにかけてを描く物語。
何気に後書きが楽しい。
読了日:10月15日 著者:堂場瞬一
対魔導学園35試験小隊    6.瑠璃色の再契約 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊 6.瑠璃色の再契約 (富士見ファンタジア文庫)感想
魔女と戦って剣の娘を落とす物語。
読了日:10月14日 著者:柳実冬貴
対魔導学園35試験小隊    5.百鬼の王 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊 5.百鬼の王 (富士見ファンタジア文庫)感想
鬼の妹と戦う物語。
読了日:10月12日 著者:柳実冬貴
対魔導学園35試験小隊    4.愚者達の学園祭 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊 4.愚者達の学園祭 (富士見ファンタジア文庫)感想
魔女と戦ってうさぎを落とす物語。
読了日:10月11日 著者:柳実冬貴
対魔導学園35試験小隊  3.錬金術師二人 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊 3.錬金術師二人 (富士見ファンタジア文庫)感想
魔女と戦って天災娘を落とす物語。
読了日:10月10日 著者:柳実冬貴
対魔導学園35試験小隊  2.魔女争奪戦 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊 2.魔女争奪戦 (富士見ファンタジア文庫)感想
魔女と戦って魔女っ娘を落とす物語。
読了日:10月7日 著者:柳実冬貴
対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)感想
魔女と戦って復讐の紅蓮姫を落とす物語。
読了日:10月6日 著者:柳実冬貴
空戦魔導士候補生の教官 (4) (富士見ファンタジア文庫)空戦魔導士候補生の教官 (4) (富士見ファンタジア文庫)感想
意地っ張りな自称女神の目を覚まさせる巻
読了日:10月5日 著者:諸星悠
空戦魔導士候補生の教官3 (富士見ファンタジア文庫)空戦魔導士候補生の教官3 (富士見ファンタジア文庫)感想
金髪の少女と銀髪の少女をいじって愉しむ巻。
読了日:10月5日 著者:諸星悠
空戦魔導士候補生の教官2 (富士見ファンタジア文庫)空戦魔導士候補生の教官2 (富士見ファンタジア文庫)感想
後輩と仲直りする巻。
読了日:10月4日 著者:諸星悠
空戦魔導士候補生の教官1 (富士見ファンタジア文庫)空戦魔導士候補生の教官1 (富士見ファンタジア文庫)感想
サクッと読める。
読了日:10月4日 著者:諸星悠

読書メーター

9月に読んだ本

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4519ページ
ナイス数:43ナイス

暗殺 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)暗殺 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)感想
政治が混乱している時代は、各々が力を賭して状況を打破しようと試みているからどうなるか知ってはいてもいき汗握る。
読了日:9月29日 著者:佐伯泰英
闘神達の祝宴―デルフィニア戦記〈13〉 (C・NOVELSファンタジア)闘神達の祝宴―デルフィニア戦記〈13〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:9月23日 著者:茅田砂胡
ファロットの誘惑―デルフィニア戦記〈12〉 (C・NOVELSファンタジア)ファロットの誘惑―デルフィニア戦記〈12〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:9月20日 著者:茅田砂胡
続・終物語 (講談社BOX)続・終物語 (講談社BOX)感想
作者も後書きで触れているように、蛇足的な物語。ただ、蛇足とは別にそれぞれのキャラクターが阿良々木の選択いかんで起こりえた未来かとふと感じた。そこに戦場ヶ原が出てこなかったのは、今の現実が大事で幻滅したくなかった自己弁護かなと穿った見方してしまった。
読了日:9月19日 著者:西尾維新,VOFAN
妖雲の舞曲―デルフィニア戦記〈11〉 (C・NOVELSファンタジア)妖雲の舞曲―デルフィニア戦記〈11〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:9月17日 著者:茅田砂胡
憂愁の妃将軍―デルフィニア戦記〈10〉 (C NOVELSファンタジア)憂愁の妃将軍―デルフィニア戦記〈10〉 (C NOVELSファンタジア)
読了日:9月16日 著者:茅田砂胡
動乱の序章―デルフィニア戦記〈9〉 (C・NOVELS―ファンタジア)動乱の序章―デルフィニア戦記〈9〉 (C・NOVELS―ファンタジア)
読了日:9月15日 著者:茅田砂胡
風塵の群雄―デルフィニア戦記〈8〉 (C NOVELSファンタジア)風塵の群雄―デルフィニア戦記〈8〉 (C NOVELSファンタジア)感想
タンガとの前哨戦とそれに伴う論功行賞は、後のタウとの関連において重要な出来事といえよう。
それとはガラッと変わり王宮内ではそこかしこにラブロマンスめいた出来事が多発してくるのが、前半後半の温度差がこれまた物語にアクセントとして確立している。
読了日:9月14日 著者:茅田砂胡
コーラルの嵐―デルフィニア戦記〈7〉 (C・NOVELSファンタジア)コーラルの嵐―デルフィニア戦記〈7〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
これまで流されてきた王妃問題が外交問題に発展。
そこから、ウォルとリィの当初から予測していた結婚話に。
それに伴いマリッジブルー状態になる二人はちと面白い。
ラティーナとの問題に関しては、ウォルは被害者とも見えるのでちょっと可哀相。
読了日:9月11日 著者:茅田砂胡
魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生 (14) 古都内乱編 (上) (電撃文庫)感想
京都での論文コンぺの裏で進んでいく周公瑾確保に絡む各勢力の思惑。
前巻の九校戦編は1巻で終わったので、ちと物足りないものがあったが今巻は上下と分かれているのでゆっくりと描いているので中々楽しい。
次巻が待ち遠しい。
読了日:9月11日 著者:佐島勤
獅子の胎動―デルフィニア戦記〈6〉 (C・NOVELSファンタジア)獅子の胎動―デルフィニア戦記〈6〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
バルロの一族問題を解決するにあたり、ウォルの強かな一面を垣間見ることができる。
リィの凄さにばかり目がいきがちであるが、王として上に立つ資質が表面化してきたと言えよう。タイトルに偽り無し。
読了日:9月10日 著者:茅田砂胡
異郷の煌姫―デルフィニア戦記〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)異郷の煌姫―デルフィニア戦記〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
政権が安定したのも束の間、またもや内乱の兆しが。
王座に着いたからこそ表面化されてきた問題とも言えよう。
有力貴族の内乱や暗殺者、そして外国からの干渉などなど。
その中でもウォルやリィが変わらずに泰然としているのが読んでいて安心できる。
読了日:9月9日 著者:茅田砂胡
空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
王座奪還の完結巻。
盛り上げて盛り下げてからのまた盛り上げる展開にずんずんと読み進んでしまった。

読了日:9月8日 著者:茅田砂胡
白亜宮の陰影―デルフィニア戦記〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)白亜宮の陰影―デルフィニア戦記〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
これまで上手くいっていたものが、ここで変わってくることに。この展開があるからこそ、物語に厚みが生まれてくるといえよう。
それに、敵がアクドイというか不遜であればあるほど、戦う側として燃えるものがある。
読了日:9月7日 著者:茅田砂胡
黄金の戦女神―デルフィニア戦記〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)黄金の戦女神―デルフィニア戦記〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
副題にあるように、グレンダが女神として確立してくる巻。
それに伴い、ウォル周辺に仲間が増えてくるのは王道な展開ながらも読み応えあるものだなぁ。
読了日:9月6日 著者:茅田砂胡
放浪の戦士―デルフィニア戦記〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)放浪の戦士―デルフィニア戦記〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
壮大な物語が始まる予感のするプロローグから、ジワジワと進んでいくので、せっかちな性格のもので最後まで一気に読み進めてしまった。
ウォルとグレンダの掛け合いは、出会ったばかりなのにそれを微塵も感じさせない塩梅が、物語にアクセントとなっている。
読了日:9月5日 著者:茅田砂胡
山河果てるとも    天正伊賀悲雲録 (角川文庫)山河果てるとも 天正伊賀悲雲録 (角川文庫)感想
天正伊賀の乱を描いた物語。
500年乱が無かった閉ざされた場所に織田家という大きな波が押し寄せ、変わるもの変わらざるもの達の生き様がこれでもかと登場してくる。
以外なのは、伊賀というと忍びと思いつくがそれが全く登場せず土着の国人がメインとして活躍しいる。
織田方の有名武将をほぼ無名の国人衆が翻弄しているのは痛快に。
滝川雄利がこれほど、嫌らしく狡猾なものとは思わなかったよ。
読了日:9月4日 著者:伊東潤

読書メーター

8月に読んだ本。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:5580ページ
ナイス数:34ナイス

万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)感想
古書の鑑定を通じて、過去の思い出と邂逅するちょっと切ない物語。
古書を鑑定する為に店を閉めてまで突き進んでいくさまにちょっと脱帽。

読了日:8月29日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫)感想
原稿盗難事件から宝石鑑定、はてはエトセトラとめまぐるしく展開されていく。
それぞれ個別のようでいて、繋がっていく構成はさすがでごわす。
Qちゃんの性格を現す一言として「鑑定は過去の価値をといません」は自分にも当てはめているのかと邪推してしまった。
最後の線香花火がちょっとほのぼのしてくる。
読了日:8月27日 著者:松岡圭祐
壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 (講談社文庫)壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課 (講談社文庫)感想
中々読むのに心が疲れた物語。
犯罪に巻き込まれた被害者と相対する職業を描いたものなので、明るくなることは無く全体的に暗く進んでいくのが要因だ。
この物語の根幹は人のつながりかな。
心を閉ざした人といかに触れ合っていくかがテーマとして感じられた。
読了日:8月25日 著者:堂場瞬一
万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)感想
鑑定というのに今回は行方不明者の捜索という本当に万能鑑定士の名に恥じない作品となっている。
ただ、恋愛方面に関しては表紙詐欺だと思わず思ってしまった。
読了日:8月23日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)感想
京都での物語。
今回は、兄弟子といえる水無施瞬との対決となり色々と翻弄されることに。
鑑定というか謎解きだけでなく、ちょっとしたラブストーリーの展開もまた物語にアクセントを醸し出している。
読了日:8月22日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)感想
偽札騒動における顛末や、Qちゃんがどのようにして今のような能力を有してきたかをつなぐ原典回帰の物語。
読了日:8月21日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)感想
モナリザに関わる鑑定家らしい物語。
美術作品を鑑定することによって、鑑定家としてのQちゃんを確立する意図があったのではなかろうかね。
また、Qちゃんだけでなく小笠原もまた翻弄されていくさまがアクセントとして存在している。
5巻で匂わせていたことがここで登場することになるとは。
読了日:8月20日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)感想
故郷の波照間島における詐欺騒動から台湾が舞台。
台湾という異国情緒感や同級生との同窓会めいた旅行というか旅が物語の根幹に。
同級生の前と異国からかQちゃんの弱気などが垣間見られ、それが物語にアクセントを与えている。
最後の「あんぱんま~ん」が全てを物語る。
読了日:8月19日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)感想
鑑定家が今度は雑誌編集の秘書に。
多彩な才能を発揮していくQちゃんの中でも特殊な潜入捜査の物語。
謎解きもさることながら、菊原や遥菜、城々崎などの人間関係がコミカルかつ情感的に描かれている。
読了日:8月18日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)感想
鑑定家VS贋作者。 Qちゃんに影響を及ぼす存在である雨森華蓮嬢の登場。 彼女の登場によって無敵に近かったQちゃんもしてやられることになり、それが物語のアクセントとして刺激となっている。
読了日:8月17日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)感想
パリでの個人旅行を中心とした巻。
再登場の喜屋武先生や高校時代の友人が過去と現在のQちゃんのギャップを感じるさまが物語にアクセントを与えている。
空港での卒業証書を渡すシーンにグッとくるものがある。
読了日:8月16日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)感想
鑑定家VS贋作者。
Qちゃんに影響を及ぼす存在である雨森華蓮嬢の登場。
彼女の登場によって無敵に近かったQちゃんもしてやられることになり、それが物語のアクセントとして刺激となっている。
読了日:8月16日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)感想
今回は、映画グッズの鑑定から事件に巻き込まれるというか自分からはまり込んでいくということに。
密室や暗号などミステリーの常道をいく作品となっている。
てか、あの若さで生まれる以前のものを鑑定できるのは凄いやね。
骨董品の鑑定家はそれがほとんどか。
読了日:8月15日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)感想
今回は、音を鑑定するという万能鑑定士の名に偽り無しと言える活躍をば。
ただ、思い込んだらに関しては変わらずの欠点というかチャームポイントか。
音楽プロデューサーの西園寺のモデルはやはりTKであろうなぁ(笑)
読了日:8月14日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)感想
前巻から続く偽札騒動の顛末。
この事件があったからこそ、Qちゃんの成長及び存在の確立をもたらした始まりのエピソードといえるだろう。
読了日:8月12日 著者:松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)感想
Qちゃんが上京して自称鑑定士として自立していくまでの過程を描く。
本人の才能云々もあるが、喜屋武と瀬戸内の両名に会えたことが物語のポイントと言えるだろう。
読了日:8月10日 著者:松岡圭祐
大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
村上春樹の翻訳に何とも苦戦した。 回りくどい言い回しは好みなのだが、今回だけはいかんともしなかった。 なので、何となくでしか物語が頭に入ってこなかったよ。
読了日:8月10日 著者:レイモンドチャンドラー
歪  捜査一課・澤村慶司 (角川文庫)歪 捜査一課・澤村慶司 (角川文庫)感想
犯人側の視点から物語が進む展開は、著者の作品では珍しい。
なので、追い詰めていくというよりも犯人が自滅していく様相が物語にアクセントとして存在している。
読了日:8月5日 著者:堂場瞬一

読書メーター

七月に読んだ本

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1241ページ
ナイス数:24ナイス

屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)屍蘭―新宿鮫〈3〉 (光文社文庫)感想
新宿鮫の三冊目。
仕事を無くす恐れとそれとは逆に支えてくれる存在が浮き彫りとなった巻といえよう。
孤高を装ってもやはり一人では難しいだろうて。
読了日:7月15日 著者:大沢在昌
弓張ノ月-居眠り磐音江戸双紙(46) (双葉文庫)弓張ノ月-居眠り磐音江戸双紙(46) (双葉文庫)感想
とうとつ起きてしまった出来事が停滞してきたことが動き出してくるような予感に。
それぞれの思惑が絡みあってそれが噴出してきた形なので、今までの物語とは若干テイストが変わった印象だな。
それに、全体的に暗い感じがするのも初めてか。
読了日:7月11日 著者:佐伯泰英
無防備都市―禿鷹の夜 2無防備都市―禿鷹の夜 2感想
警察官であるのにマフィアだけでなく、警察からも目をつけらてたきた孤独の人。
全ては言動からくることなのだが、ここまで他者を寄せ付けないままにしていることができるのは神経が図太いからしか考え付かないなぁ。
読了日:7月2日 著者:逢坂剛

読書メーター

5月に読んだ本 感想

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:4806ページ
ナイス数:71ナイス

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 5(下) (電撃文庫)GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 5(下) (電撃文庫)感想
就学旅行、もとい課外教室で真田の地へ。駆け引きよりも戦闘がメインとなるので、ヤキモキすることは少ない。今回は、立花嫁の槍本田に対する葛藤が分かるようで分かるかな。
読了日:5月31日 著者:川上稔
きみはポラリスきみはポラリス感想
短編集。一通り読んで、後書きににて「恋愛」がテーマと知ってなるほどと。それとは別に感じたのは、伝わらないというか伝わりづらい想いのような漠然としたものだったもので。「春太の毎日」が他との毛色が違って新鮮だったな。
読了日:5月30日 著者:三浦しをん
箱庭図書館箱庭図書館感想
全体的に地に足の着かないような幻想的ともいうような物語集。登場人物も小説家の弟と本好きの姉を中心としているも章ごとに変わっていくので、それもまた全体像をつかみづらくしているポイントではなかろうか。それがまた、この本の醍醐味ともいえよう。
読了日:5月27日 著者:乙一
二度のお別れ (創元推理文庫)二度のお別れ (創元推理文庫)感想
一言だと、イマイチだったな。登場してくる大人達の行動における結果を人のせいにしているように思えてくるのが、第一かな。付け加えるとしたら、策士策に溺れるともね。
読了日:5月20日 著者:黒川博行
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 5(上) (電撃文庫)GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 5(上) (電撃文庫)感想
夏休みに入る前の前哨戦と言える巻か。今回もまたあっちやこっちでの戦闘が多いな。やはり、正純の所以であろうかね。メインとしてのスポットよりも群像劇としての様相が強い感覚だな。
読了日:5月15日 著者:川上稔
夜の終焉 下夜の終焉 下感想
作者特有の逼迫間によって、一気に読み進めてしまった。「加害者」と「被害者」だけでなくその家族の問題をも加味しているので、余計に重く考えさせられるものであったな。
読了日:5月12日 著者:堂場瞬一
夜の終焉 上夜の終焉 上感想
かたや喫茶店のマスター、かたや弁護士と接点の無い二人であるが、汐灘という地域を軸として交錯していく二人の男の物語。堂場作品特有の逼迫間が何ともいえない味わいとなる。
読了日:5月11日 著者:堂場瞬一
龍神の雨龍神の雨感想
雨の降る日に起きた物語。主に二人の視点から物語は進み、兄弟それぞれの境遇や関係がアクセントとなっている。道尾作品特有の暗い感じがまた読み進む原動力になっていると言えよう。
読了日:5月9日 著者:道尾秀介
火車 (新潮文庫)火車 (新潮文庫)感想
休職中の刑事が甥っこ(?)の頼みで人探
しをする物語。時代設定が1992年と20年も前のことなので、社会状況や環境なども違ったものなので懐かしくもあり新鮮な感覚で物語に没頭していった。推理小説と銘打ってあるもののサスペンス劇場のような印象を受ける作品である。
読了日:5月8日 著者:宮部みゆき
木暮荘物語木暮荘物語感想
安普請の木暮荘に暮らす住人を中心とした物語。短編集で、それぞれの章ごとに醸し出されるほろ苦い感じを受けるも読後感は悪くないのは不思議だな。ここまで「セックス」を連呼するのも珍しいな。
読了日:5月3日 著者:三浦しをん
Guilty 殺意の連鎖 ミステリー傑作選 (講談社文庫)Guilty 殺意の連鎖 ミステリー傑作選 (講談社文庫)感想
6人の著者、様々なミステリーを集めた作品。短編集なので、さくっと読むことができる。著者によって焦点が違うのがよく分かる一冊となっている。平山さんの『棺桶』はミステリーとうよりもホラーだったな。
読了日:5月3日 著者:

読書メーター

続きを読む →