物語セカンドシーズン 公式サイト
鬼物語 視聴し終わったので感想をば。
○今回と傾物語は、青春というよりも怪異に対してのテーマが強かったな。
傾物語は、忍の吸血鬼としてのもう一つの結末を示し、
鬼物語ではは、真っ青の存在や八九寺真宵の迷い牛としての存在や「くらやみ(仮)」という怪異殺しも真っ青の調整役などが登場し物語の主軸となっているからである。
無理やりひねり出せば、傾物語では夏休みと宿題、鬼物語では友人との別れといったところにちょっとした青春物語の要素を見出すことができるかな。
そういう意味では、サブタイトルは逆かなとの印象が強く残ったな。
傾物語・まよいキョンシー
鬼物語・しのぶタイム
となっているので。
○臥煙伊豆湖の再登場
「人は助け合うことで生きていける」と
忍野メメとは異なる言い方をしているもののバランスが大事というスタンスは同じように思われる。
これは、忍野扇に関しても同じことが言えないだろうか。
鬼物語の最後に教室で暦に対して言っていたことから判断するに。
この忍野扇は、まだ定かではないがやはり人ではなく「くらやみ」に類する存在ではないかと推測している。
これは、前述したことからと忍の言葉、囮物語にて千石撫子の記憶を操作してそそのかしたことから考えたものである。
○鬼物語は小説で読んでいたときは、すごいダルかった記憶がある。
作中で暦が忍に「お前、話がへたくそだよ」といっていたのを小説で展開していたよ。
これを狙っていたとしたら、すごいことなんだけどね。
だらかこそ、次の『恋物語』が最高に思えたんだよ。
さようなら、八九寺真宵。
高尾山 登ってきました
この間、高尾山に登ってきたので感想を。
出かけると基本的に天気が良くない自分であるが、この日は雲が一つ無い快晴と絶好の行楽日和に。
日ごろの行いが良かったというよりも、同行者の晴れパワーのおかげかな。
平日にも関わらず人でいっぱい。
気軽に登れて、パワースポットが豊富なのが人気の要因かな。
それと、途中のお店で団子などを買い食いするのも楽しみの一つだね。
今回登ったのは、1号路と呼ばれる初心者コースである。
ゆっくりと写真を撮りながら登ったので、かれこれ2時間半ほどで頂上に。
(普通に登るだけなら、1時間半ほど)
初心者コースであるので、急勾配の箇所が数箇所あるくらいでそれほど苦も無かった。
快晴であることもあり景色は抜群であった。
見晴らしがよいところでは、スカイツリーが見えるほどであった。
頂上から富士山も見られるようであるようだが、行ったときは雲が多かったので
あいにくと分からなかった。
高尾山は修験道の修行場ということもあり、薬王院には天狗に関わるものが多い。
入り口のにおう像が天狗像であるのは、珍しいな。
ここには、飯縄権現堂があり動物の装飾が至る箇所にあるので楽しい限り。
それにしても、権現茶屋で食べたごまだんごは外はかりっとした食感がたまらない一品だった。
登りと下りで二回も食べたほどだ。
でも、高尾山はそばが名物のようだけど食べ損なったので次行くことあればたべたいなぁ。
山登りは手っ取り早く自然に触れられる方法なので、人気なのだろう。
高尾山は、初心者でも気軽に登れるからより人が多い。
次登る機会があれば、別のコースを試すのも面白いな。
アニメ『ヤマノススメ』で見たまんまなので、登った後見るとより情景が浮かぶ。
ヤマノススメ 公式サイト
感情移入?
ちょっと思ったことをば忘れないうちに書き留める。
アニメや漫画に対する感想などで、主人公や物語に感情移入出来ないとかをチラホラみかける。
これに関しては同意できないというかよく分からんというのが本音だね。
自分の感想で感情移入がどうのこうのっていうのは基本的には出てこない発想である。
物語に触れるとき、俯瞰気味な傾向があるので、感想もこの物語はこういうのかと第一に感じる。
なにせ、推理小説なども犯人を推理せずに物語として読んでしまうくらいだしね。
○では、作品に感情移入とはどういうことを言うのだろうか?。
とりあえず、思いつく限りのことを箇条書きにしてみる。
①主人公と自分を同一視もしくは置き換えて、その作品世界での活躍及び行動を楽しむ。
②ヒロインとの擬似恋愛を妄想する(女性の場合は逆だが)
③正義の味方になり、世界を救うなどね。
さっと思いつくのはこんなところか。
①に関していうならば、現実では出来ないことを夢想する心の現われか。
同一視というよりも置き換えるならば、何となくなら分かるかな。
例えば、魔法や超能力を使ってる自分を想像することかな。
それを踏まえると③の世界を救うこともそれに繋がる行為となるかな。
②に関していうならば、あまり考えたことがないな。
好きなキャラクター(嫁)は多数いるのだが・・・。
フェイト、神原駿河、佐天涙子、泉こなたなどなどね。
作品見て、可愛いなあぁとか思って終わりなんだよね。
ギャルゲーなどもプレイしても、擬似恋愛を楽しむというよりその物語を楽しんでいる。
とまあ、作品と触れ合うとき若干一歩引いて俯瞰気味な状態といえるのかな。
そこで、感情移入できないところはどこになるのだろう。
主人公のセリフや行動などが自分の好みと違ったり理解できなかったりすることだろうか。
もしくは、自分の好きなキャラクターが不遇の扱いを受けたりするとか。
これに関してはちょっと意味が違うか。
その感情移入できないと作品の評価も付随して下がる傾向にある。
主人公の行動などが理解できないので、物語の展開なども受け入れる度合いが下がってしまうのだろう。
つまり、つまらないとか面白くないとかね。
自分の場合、主人公に共感できなかったりしても評価が下がることはあまりないかな。
例えば、『とある魔術の禁書目録』の「上条当麻」や『Fate』の「衛宮士郎」などは共感できないしむしろ嫌いな部類に入る。
それでも作品自体は、好きであるので余計に混乱する。
酒を飲みながら、徒然なるままに書いてるのでとりとめのない文章になってしまった。
もう少し考えてから、また書いてみよう。
SPEC 結 漸ノ篇 感想
劇場版SPEC 結 公式サイト
上映されたので、鑑賞してきました。
テレビシリーズでは、Trickのように不思議な能力に当麻の頭脳や瀬文の暴走(笑)で解決してきた。
劇場版になってからは、若干SPEC能力バトルものに鞍替えかと見ていた。
しかし、今回の結・漸ノ篇では能力に対抗する手段が気合と根性と以前に戻った感じだね。
いや、そこのあたりは一貫していたのかも。
漸ノ篇とあるように、今回はクライマックスに向けての前哨戦と言える作りになっていた。
それと言うのも毎回解決に至る当麻の習字を書いて破るシーンがなかったからね。
やはり、あのシーンがあると起承転結としてドラマが締まるという効果があると今更ながら感じた。
今回のMVPは、やはり野々村係長の竜雷太さんだね。
何だかんだで最後のシーンは、背筋に衝撃が走ったもんだ。
また、それとは別に向井理さんがいい味だしていたな。
ここまで演技をちゃんと見たことなかったのだが、要所要所で物語に良いアクセントを醸しだしていた。
やはり、うまいものだね。
今月末に爻ノ篇が上映されるので、それも楽しみである。
来年には、TRICK完結篇が上映されるからそちらもね。
魔法少女まどか☆マギカ 原画展 感想
魔法少女まどか☆マギカ原画展 公式サイト
映画公開記念で、原画展が開催されていたので行ってきました。
場所は六本木ヒルズの森アーツギャラリーの52階です。
原画の内容は、映画『始まりの物語』と『永遠の物語』をピックアップしたものだ。
テレビシリーズを焼きなおしたもので、何度も観たので馴染み深いものが多かった。
それでも、この原画展でお菓子の魔女の口から入る魔女空間は中々楽しかった。
劇団イヌカレーの魔女空間と設定は、まどかの世界に強烈なアクセントを醸し出しているよね。
この魔女空間が普通のものであったら、また違った印象になるほどに。
化物語のつばさキャットでもイヌカレーの演出はあったのだが、これほどのアクセントは感じなかったから
やはり作品によって受け取り方が変わる典型なのかな。
お菓子の魔女や魔女空間だけでも、写真撮れればなぁ。
1/1のほむらやアルティメットまどかは撮れたがね。
○原画の印象として映像として観たときは感じなかったのだが、綺麗だなと。
やはり、動いている絵と一枚絵の性格は異なるものなのだなぁと素人ながら思った。
エヴァンゲリオンは背景なども緻密に描いているが、まどかではそれほどの緻密さはないが絵として完成している。
作品によってこうまで異なるものを感じられるものして、原画展などはあるのかとちょっと感じた。
東京では11月4日まで開催されているので、お早めに。
魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 感想
魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 公式サイト
忘れないうちに、感想を箇条書きに。
ネタバレ多数なので、悪しからず。
○全体を通してタイトル通り、色々な「叛逆の物語」であると思った。
・「暁美ほむら」が「鹿目まどか」に対する思いが強すぎ半面、「まどかの決意(魔法少女の呪いを受ける)」
に対するもの。
・「キューべー」が、「円環の理」とは別の「魔法少女システム」を研究する為に「暁美ほむら」をフィールドに抑えて利用していたこと。
・テレビシリーズの「円環の理システム」を壊す、つまり叛逆と。
・敢えて言えば、視聴者に対する叛逆(良い意味での)とかね。
胃が痛くなるとインタビューで回答していたことが、何となく分かるなあぁ。
とちょろっと考えただけでもこれだけ挙げられるので、タイトル通り物語となっていたと思われる。
○以下、気になった箇所を
・ナイトメアが動き回ったあとに、「シネマ」始まるとあったのでこれから映画始まるなぁと思ったがこれは「暁美ほむら」の魔女結界が開始した合図だったりして。
・オープニングの最後で、何故か泣きそうになった。
4人の魔法少女が踊っている中で、ほむら一人だけくず折れてはじかれている場面で特に。
・変身シーンは、足を挙げながら回転していくことから、フィギュアスケートもしくはバレエを彷彿としたな。
それに、全員で一斉に変身して「マギアクインテット(だったかな)」では戦隊モノかプリキュアかよと内心突っ込んだのは自分だけではないかと。
・「巴マミ」対「暁美ほむら」の対決は中々見応えがあった。
魔法少女なのに銃撃戦とは斬新だよね。
しかも、チェーンならぬリボンで互いを繋ぎあってのチェーンデスマッチなんてね。
ここまで戦えるなんて、マミさんどんだけ強いんだよ。
テレビシリーズだと3話でいなくなったのでそんなに戦える人である印象が無かったからなぁ。
それだけ、マミさんを殺したお菓子の魔女が強かったか油断したかかな。
・ほむらが覚醒し新たなソウルジェムを作り出したときエンブレムが蛇のような印象を受けた。
それに関してはなるほどと思った。
なぜなら、「ほむら」は「悪魔」に覚醒したと言ってたので、キリスト教などでは「蛇」は「悪魔」のシンボルとして捉えられることがあるので。
また、「愛」とは執着心の表れでもあるのでそこからでも「蛇」のイメージとして納得いくものであった。
・魔女結界が判明し、誰が魔女かを探す段階になってミステリーの要素が含まれていると言えないかな。
しかも、閉ざされた空間(クローズドサークル)となっていたな。
そして、探偵役つまり語り部が犯人となる叙述トリック(映像だがね)の要素も入っていたな。
ところどころで、あざとく印象付けさせている箇所があったので謎解きをするための材料を出していたのかなとも考えられたりして。
・全体的に、エヴァンゲリオンに比べると分かりやすいよね。
言葉が分かりやすいのもあるが、要所要所の大事な言葉などにはキャラクターのアップによって印象付けられているのがあるかな。
つまり、これ大事だよみたいにね。
上映されてまもないので、また見に行っても違う感想がでるかなぁ。